ここにはメモリーチェンジやエクスプレッションペダルのデータがあります。スタッフウィンドウのコントロールセクションでも変更ができますが、メモリーチェンジのタイミングを変更したいときはリストウィンドウの方が便利でしょう。ブロックを選択して、リストウィンドウで開けると…ウァ〜〜、とびっくりしないように。順番に見ていけばちゃんと理解できるので。一番左からL1、L2、L3とあるのは、小節、拍、クロック、ということ。1拍が480クロックになっています。「Type」の列に「Program」と書いてあるのがメモリーチェンジです。「Value1」の列に楽器名と数字があるね。この数字がエレクトーンのメモリー番号です。表示される楽器名は関係ありません。L1、L2、L3の数字を変えて、メモリーチェンジの位置をドンピシャのところへ持っていけばいいわけですね。
先ほど書いたようにSTAGEAでは演奏データがMIDIファイルとして保存されます。だからこれをパソコンと「XGWorksST」のようなシーケンスソフトを準備すれば編集もラクラク。簡単な曲でいいから演奏をMDRに録音して、できたファイルをXGWorksSTで開いてみよう!1、2、3chにブロックがあるね。これは順番に上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤に録音されたデータ。それから16chにもブロックがあるね。これはメモリーチェンジやエクスプレッションペダルのデータ。1chのブロックを選択して、スタッフウィンドで開くと、ちゃんと楽譜で表示されます。ウィンドウの下、コントロールセクションで音の強さ(ベロシティ)や音の長さ(ゲートタイム)が簡単に修正できます。もちろん音の高さ(ノート)を変えたり、削除や挿入も簡単に行えます。
エレクトーンの演奏をMDRで録音してから「ちょっと修正したいなあ〜」なんて思ったことはない?ELシリーズではMDRで録音したフロッピーディスクをパソコンで開けると、MDR_**.EVTというファイルが見つかります。これが演奏を録音したファイルの正体。デジタル楽器の世界では演奏ファイルはMIDIという規格で作られてるんだけど、残念ながら今までのELシリーズではEVTという特殊なファイルなので、パソコンで編集はできませんでした。ところが…、STAGEAで演奏をMRDへ録音すると、MIDIファイルで作られるので、パソコンで簡単に編集ができます。あっ、ソフトはいりますよ。何がいいかって?演奏データを編集したいのなら「XGWorksST」、楽譜を書きたいのなら「Finaleファミリー」がオススメです。STAGEAのソングのなかにあるMDR_***.MIDというファイルをそれらのソフトで開けばOK。これでデジタル楽器の標準規格に仲間入りです。とても扱いが楽なので、これからは世界中のクリエイターがエレクトーンのすばらしいデータを作ってくれるかも…。MIDIの勉強もしようね。MIDI検定というのもあるし。
まじめな音作りもいいけど、たまにはちょっとした息抜きも必要。そんなとき、つよ〜い味方になるのがSFXキットです。ELシリーズの楽譜でサポート演奏付きの曲を弾いているとき、おもしろい擬音が聞こえてきてびっくりしたことはありませんか?これはプロの人がつくったデータで、パソコンに詳しい人しかできませんでしたが、STAGEAではなんと!リズムの一部として鳴らすことができるんです。すごいでしょ。キーボードパーカッションは知ってますね。その中にいろいろなドラムセットが用意されていて、SFXキットの1と2があります。キーボードパーカッションの「キット」でSFXキット1を選択して、上鍵盤の「ラ」を弾いてみよう!ピアノ曲「アラベスク」の最初の音の「ラ」ね。雷の音がしたでしょ。となりの「シ」は川のせせらぎ。こんな感じでおもしろい音がいっぱいつまってます。子どもは喜ぶよ!「アサイン」も使えるからどの鍵盤にもセットできるし…。「設定」でパンやピッチ、リバーブを変えれば、さらに楽しめます。キーボードパーカッションで遊ぶのもいいけど、「曲の最後に一発花火の音を入れたい!」な〜んて、ときはリズムプログラムであらかじめ組んでおけばいいんです。ぜんぜんむずかしいことはありません。いつもの要領で、キットをSFXにし、ほしいところに入力するだけです。
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